[スキャン] ダイアログ ボックス ([ファイル] → [スキャン]) には、一般的に TruScan Flash スキャナに対して必要なスキャン オプションが含まれています。さらに詳細に設定するには、[オプション] ボタンを使います。
スキャンする用紙のサイズと向きを指定します。
次のリストから、生成するイメージのタイプを選択します。
このタイプを選択すると、スキャン時に 1 ピクセルあたり 1 ビットが割り当てられます。生成されるイメージは、オリジナルのドキュメントがカラー、グレースケール、またはモノクロかどうかに関係なく、モノクロになります。
このタイプを選択すると、オリジナルのドキュメントのグレーまたはカラー部分をシミュレートする、ピクセル パターンを使ったイメージが生成されます。ファイルのサイズは、[グレースケール出力] を選択したときよりも小さくなります。
このタイプを選択すると、オリジナルのドキュメントと同様なグレー範囲のイメージが生成されます。1 ピクセルあたり 6 ビットが割り当てられ、その結果 64 階調のグレーで表現されたイメージが生成されます。
dpi の値は、イメージの解像度を表します。解像度を高くするほど、詳細なディテールを表すイメージが生成されますが、ファイルのサイズが大きくなります。dpi = 1 インチあたりのドット数。
スキャンの方法を設定します。
スキャンしようとしている原稿にもっとも近い用紙のタイプを選択します。
このオプションは、[2 値出力] を選択していないときは、グレー表示されています。ここでは、使用するスレッショルディングのタイプを設定します。
ドキュメント全体に対して、1 つのスレッショルドの値が適用されます。
ドキュメントの各部分の品質に基づいてスレッショルドが変更されます。
チェック マークを付けると、背景と前景がより鮮明になります。高解像度でスキャンしたときに背景に汚れが多く表示される場合にのみ、チェック マークを消します。
チェック マークを付けると、スキャナの能力が向上し、暗い背景を明るくすることによって、前景要素と背景要素が明確になります。
[2 値出力] と [スレッショルディング] 領域の [適合範囲] を選択しているときのみ設定することができます。黒の背景上に白の前景要素を含むドキュメントをスキャンするときに、このオプションを選択します。
[ディザ出力] を選択しているときは設定できません。スキャンが始まるまでは、グレー表示されています。チェック マークを付けると、スキャナは、[スクロール] ウィンドウの高さ (ピクセル単位) に一致するドキュメント部分を繰り返しスキャンします ([スクロール] ウィンドウを表示しておく必要があります)。スキャナが動作しているときにスキャン設定を調整します。その後で、完全なイメージを得るためにフル スキャンを実行します。
スキャナの調節可能な範囲に、ドキュメントの濃度範囲を合わせます。ドキュメントの前景と背景のコントラストが低いときに、コントラストの値を高くします。
[2 値出力] と [スレッショルディング] 領域の [適合範囲] を選択しているときのみ設定することができます。ドキュメントの背景の濃度の変化を、スキャナが自動的に補正できる度合いを調整します。ドキュメントの背景の濃度が一定でないときは、値を大きくします。
[2 値出力] と [スレッショルディング] 領域の [適合範囲] を選択しているときのみ設定することができます。前景と背景をスキャナが自動的に識別できる度合いを調整します。イメージの背景の汚れを最小限にするには、値を大きくします。
[2 値出力] と [スレッショルディング] 領域の [手動] を選択しているときのみ設定することができます。[スレッショルド] の値を 0 〜 63 の範囲で設定します。背景に汚れがあるときや、詳細なディテールを鮮明にするには、スレッショルドの値を小さくします。細い線が消えてしまうようなときは、値を大きくします。
チェック マークを付けると、複数のページが続けてスキャンされて保存されます。スキャンの設定を最適化した後に、同じサイズで同じ品質の複数のページをスキャンするときに、このチェック ボックスにチェック マークを付けます。
チェック マークを付けると、複数のページを続けてスキャンすることができ、マルチページ ドキュメントとして保存されます。
チェック マークを付けると、スキャンしたイメージが Imagenation に表示されます。[マルチページ] チェック ボックスにチェック マークが付いているときは、グレー表示されて (選択されて) います。
[オプション] ダイアログ ボックス - Vidar TruScan Flash スキャナが表示され、スキャン オプションをさらに詳細に設定することができます。